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メタバースにプログラミングやNFTのスキルは必要か?3DCGデザイナー必見!

メタバースに向けてCGデザイナーにプログラミングやNFTのスキルは必要か? 3DCGデザイナーの仕事
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デジタル技術の急速な発展により我々クリエイターを取り巻く環境も目まぐるしい変化を遂げています。

デジタル技術の一例として、ここ最近のバズワードになりつつあるメタバースがあります。

Facebookが社名をメタに変え、1兆円以上の投資を行うなど、IT業界はメタバースに大きな可能性を信じ、開発を進めています。

日本ではソニーなどがメタバースに舵をきり始めていますね。

我々、3DCGデザイナーもこのメタバースの波に乗り遅れないように、何を学び、吸収していくべきか、考えていく必要がありますね!

ここでは、メタバースの今後の動向と、来るメタバースにおいてCGデザイナーとして身に付けておくべきスキルについてご紹介します。

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メタバースに必要不可欠な技術は3DCG、VR、NFTの3つ

メタバースに必要不可欠な技術は3DCG、VR、NFTの3つ

そもそもメタバースは、どういった要素で構成されるものなのか考えてみましょう。

メタバースとは、デジタルで再現された、仮想空間です。つまり、3DCGで構成された世界ですね。

その中に我々人間が入り込み、コミュニケーションをとったり、サービスを受けたり、与えたりします。

3Dの世界に現実世界の人間が没入感をもって入り込むためには、VRの技術が必要不可欠ですね。

そして、その世界をより現実世界に近づけるためには、コミュニケーションだけでなく仕事を行い、取引を行うようになるために、価値あるデータを生み出さなくてはなりません。

デジタルデータは自由に複製できてしまうので、複製ではない、本物であるという担保が必要ですね。その時に必要となってくるのが、NFTの技術です。

つまり、メタバースには「3DCG」、「VR」、「NFT」の3つの技術が必要となってくるわけです。

特に、メタバースの世界の基盤となる3DCGの技術は最も古くからあり、基礎的で重要と言えます。

日本のメタバースの草分け的存在である佐藤 航陽氏もメタバースの3つの技術の中でも3DCGが最も重要な技術だと言っています。

なので、CGデザイナーとしてメタバースという世界は今からしっかりと勉強し、この波に乗り遅れないようにしておく必要があります。

2DCGデザイナーは早く3Dに移行すべし!!

2DCGデザイナーは早く3Dに移行すべし!!

メタバースが広く普及した際に、我々CGクリエイターの中でも職を失うクリエイターが出てくる可能性があります。

それは、2DCGのみを制作しているクリエイターです。

メタバースは3DCGの世界ですので、2Dのみを扱うだけでは取り残されてしまう危険性が非常に高まります。

昨今では無料の3DソフトのBlenderなどを使用して、10代の学生がSNSにハイレベルな3Dモデルを公開したりして注目を浴びていることもしばしばあります。

この調子で世界の技術力が上がっていけば、もっと気軽にいろんな人が3Dモデリングをできるようになるでしょう。

もしかすると、3Dモデリングだけでなく、仮想空間そのものも個人が作れるようになり、将来10代の学生が一人でフォートナイトの世界を構築できるようになってしまうかもしれません。

そうなってしまっては、2Dだけにこだわっていては生き残れません。

もし、あなたが2DCGデザイナーであれば、3Dを学び、3Dに移行していくことをお勧めします!

世の中の3DCG作成技術は凄いスピードで進化している!

前述したとおり、昨今では十分な開発環境の整っていない学生でも、本物と見まがうようなハイレベルな3DCGを作成することができるようになっています。

それはもちろん、その学生のスキルがハイレベルということも勿論あるのですが、何より影響しているのは「3DCGを作成する技術」が全世界で進歩しているということが非常に大きいのではないでしょうか。

3DCGを作成する技術で例を挙げると、Metahuman CreatorVroid Studio衛星データとAIを使った3D自動作成などの技術があります。

Metahuman Creator

MetahumanCreatorはリアルな人物の3Dキャラクターをパラメーターや選択肢を調整するだけで作り出してしまうサービスです。

このサービスの素晴らしいところは、本来であればハイスペックなPCやソフトを購入し、モデリング技術や知識の研鑽を積まなければ到底到達できないレベルのモデルを、ネット回線さえあれば手軽に低スペック環境でも作り出してしまうところにあります。

作成したモデルはAutodesk Mayaのデータにエクスポートすることもでき、Maya上で加工し他の環境に流用することが可能です。

Metahuman Creator

Vroid Studio

Vroid Studioはピクシブ株式会社が提供する3Dキャラクター制作ソフトで、いわゆるVtuberのようなアニメキャラクターのような3Dモデルを作成することができます。

3D初心者でも遜色のないモデルができるように、パラメーターを直感的に操作することで服装はもちろん、そのテクスチャまでペンツールで作ることが可能です。

制作したモデルは商用・非商用を問わず様々な用途に利用することができるため、アニメチックなキャラクターを制作したい人には非常に有力な候補になるソフトです。

Vroid Studio

衛星データとAIを使った3D自動作成

これは人工衛星から取得できるデータをAIに学習させ3Dデータを自動作成することで、バーチャル空間に地球のコピーを作るといった技術です。

えっ?こんなこともできるの?と驚きですが、これは前述した日本でのメタバース草分け的存在の佐藤 航陽氏が率いるスペースデータ社の技術です。

人工衛星から取得できる膨大な地上観測データをAIに学習させることで地球の地理空間情報を理解させて、3DCG技術を用いてバーチャル空間にもう1つの「地球」を自動生成するアルゴリズムの開発を行っています。最終的には交通量・人通り・昼夜・四季・気温・植物分布・夜間光量など、この世界のあらゆるデータを学習してバーチャル空間に「世界」を再構築するAIの実現を目指しています。

3DCGデザイナーとして、モデリングだけで生き残っていけるのか?将来の選択肢は2つ!

上記のような技術を知ると、何も知らない初心者でも、高度なモデルが作成できるようになってしまった現在では、モデリングができるということだけでは生き残るのは難しいといえます。

そこで、今後の選択肢としては2つあります。

デザイン力を生かし3DCGデザイナーとして生き残っていく

人が作ったデザインを3Dモデルに起こすことだけでなく、自分でそのデザインを行うことのできるスキルを身に付けるという方法があります。

自分独自の世界観を3Dで体現することで、替えのきかない存在になることができれば今後仕事がなくなるということも考えにくいでしょう。

しかし、他社にデザインや表現力を認められるためには並々ならぬ努力と、才能が必要です。

そこで、筆者がお勧めしたいのは次の選択肢です。

新たな技術「プログラミング」や「NFT」の知識を身に付けておく

3Dモデル制作のスキルだけではなく、メタバースにおいて必要になる技術を身につける方法です。

例えば、プログラミングやNFTなどの技術です。

プログラミングは3DCGモデリング作業で発生する繰り返し作業の自動化に必要ですし、またゲームエンジンであるUnreal EngineUnityで使われるプログラミング言語を知っていおくとプログラミングの専門家にお願いしなくても、自分でできるので仕事の幅も広がります。

また、データコピーでの氾濫を防ぐためにブロックチェーンの技術の一つであるNFTがあります。

これについても、どんなものか触れておくだけでも今後のメタバースの世界をイメージしやすくなると共に、それに向けた3DCGデザイナーとしての備えるべきこともイメージできると思います。

それでは、以下ではプログラミングとNFTについて、もう少し詳しく見ていくとともに、その技術の習得方法についても触れておきましょう。

3DCGデザイナーが学ぶべきプログラミング言語とその習得方法

3DCGデザイナーが学ぶべきプログラミング言語とその習得方法

ここでは、3DCGデザイナーが学ぶべきプログラミング言語として、以下それぞれで使うプログラミング言語と、その習得方法についてご紹介します。

  • モデリング作業の効率化のためのプログラミング言語
  • ゲームエンジン(Unity、Unreal Engine)に必要なプログラミング言語

作業の自動化プログラミング言語(Python)

3DCGソフトでモデリングしている時の繰り返し作業を自動化してくるのがプログラミング言語。

その中で有名なのがPythonです。

Pythonはプログラミング言語の中でも学習が比較的容易なのと、MAYA3dsMaxBlenderCINEMA 4Dなどの主要な3DCGソフトがPythonに対応しています。

Pythonは3DCG以外にもAI関連でも使われる言語なので習得すると、潰しがきくのでメリットだらけですね。

Pythonを学ぶならDMM WEBCAMPがおすすめです。

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Unityに必要なプログラミング言語(JavaScript、C#)

Unityとは、アメリカのUnity Technologiesが提供しているゲームエンジンです。

2005年に初めてリリースされ、現時点で約50%のシェアを誇ります。

Unityを利用して制作されたもので有名なゲームは非常に多くあり、「AMONG US」や「ウマ娘」などの通常のゲームや、「ポケモンGO」や「原神」という、メタバースにもなり得そうな可能性をもつゲームにも利用されています。

そんなUnityは、実は特別なプログラミング言語を使用しなくてもやり方さえ理解してしまえばキャラクターを操作し、ストーリーを構築してゲームを作ることが可能です。

しかし、プログラミング言語を習得していたほうがより自由度が増すのも事実。

UnityはJavaScriptC#という言語で制御することができます。

JavaScript習得にお勧めのオンラインスクールは「DMM WEBCAMP」

DMM WEBCAMPは教養として学びたい人にはもちろん、エンジニアとして転職したい人にも役立つ現場実践型の技術が学べるオンラインスクールです。

7日間の無条件での全額返金保証もあるので、なんか合わないな・・・と思っても1週間以内であれば気軽にやめることができるのもいいところですね!

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C#習得にお勧めのオンラインスクールは侍エンジニア

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Unreal Engineに必要なプログラミング言語(C++、Unreal Script)

Unreal Engineは、こちらもアメリカのEpic Gamesが提供しているゲームエンジンです。

この記事でも紹介しているMetahumanCreatorなどのソフトにも利用されるように、Unityやほかのゲームエンジンに比べ、ほかの追随を許さない圧倒的なグラフィック性能が特徴です。

バトルロワイアル系で有名な「フォートナイト」や「PUBG」、VRゲームの「ACE COMBAT 7」でも採用され、メタバースに利用される可能性も非常に高いと思われます。

Unityと比べると、日本語の解説者が少ないため、英語がある程度理解できないと習得が難しいという、日本人にとっては大きな障壁はありますが、そこさえ超えてしまえば出来上がる世界はまさに現実と瓜二つ!

そんなUnreal EngineはC++か、Unreal Scriptという独自のプログラミング言語を利用します。

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NFTやVRに触れておくのも今後のことを考えるとおすすめ!

NFTに触れておくのも今後のことを考えるとおすすめ!

メタバース内で取引はNFTを利用したものになることが考えられます。

NFTとは、ブロックチェーン技術を用いて、改ざんできない唯一性を付与した電子データのことです。

通常の電子データは基本的にコピーをすることができるので、本物と偽物の区別はありません。

しかし、NFT化されたコンテンツは、オリジナルであるということが証明され、現実世界の芸術品のように、そのものに価値が生まれてくるようになるのです。

世界中でたくさんのアーティストがNFTアートを公開し、2021年にはそれを売買するNFTマーケットが急成長しました。

公開価格から数倍~10倍になるようなものも多くあり、もはやNFTは資産と見なすことのできる電子データとなっています。

NFTを自分で買ってみるor売ってみる!

すでに昨年から非常ににぎわっているNFTですので、今後もメタバースの発展に向けてどんどん日常的なものになっていくことが予想されます。もし興味がわいたら、実際に売買に参加してみるのが一番です!

NFTを売買するためには、NFTの取り扱いのある仮想通貨取引所に口座開設をする必要があります。

日本の取引所では、CoinCheckがNFTの取り扱いがあります。

NFTの仕組みを知るために少しでいいので身銭を切って勉強しておくことをお勧めします。

試しに口座を作って、今のうちに取引に慣れておくことが、今後の大きなアドバンテージになることでしょう!

コインチェック

東証プライム上場マネックスグループのグループ会社。はじめて仮想通貨を買うならCoincheckがおすすめです。
アプリも使い易く、3年連続アプリダウンロード数No.1です。

メタバースにおすすめのVRゴーグル

3Dデザイナーとしてメタバースを勉強するには、やはりVRゴーグルでVR空間を経験するところから始めるのが王道でしょう。

おすすめのVRゴーグルはMeta Quest2です。

こちらは以下のツイッターの通り値上げが予定されているなどで現在入手しづらい状況のようですがこのメタバースの波に乗り遅れないように何とか手に入れたいものです。

まとめ

今後の私たちの生活は、この現実世界だけでなく、メタバース上でも広がっていくことが予想されます。

それに伴い、現在のスキルだけでは時代の変化についていくことは難しくなってきますので、この先どのようなスキル、知識が必要かを見定め、先手を打って乗り遅れないようにステップアップしていきましょう!

この記事を書いた人
編集長

当サイトの記事はデジタルエンジニアリング業界に20年以上従事している編集長とCADオペレーターやCGクリエイターの現役、経験者が書いています。CADやCGで悩みがある方はコメントくださいね!

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