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3DCGはやめとけ?仕事がきついって本当?デザイナー歴5年の経験者が赤裸々に語る

3DCGの仕事はきつい?デザイナー歴5年の経験者が赤裸々に語る 3DCGの転職・求人
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みなさんは3DCGデザイナーという仕事にどのようなイメージを持たれるでしょうか?

なんとなくクリエイターは残業が多くて休日出勤も多そうなイメージを持たれている方も多いと思います。

今回は3DCGの仕事を始めて5年目になり、フリーランスでいろいろな会社を渡り歩いてきた私が、実際の現場環境について話したいと思います。

3DCGデザイナー
3DCGデザイナー

以下は筆者の簡単なプロフィールです。
・20代後半の男性
・都内のCG専門学校を卒業後、フリーランスとしてテレビ番組やゲーム開発などに2年ほど関わる。
・現在は都内CGプロダクションで社員として入社し3年目になる。

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3DCGの仕事の「きつい」ところはどこ?

3DCGの仕事の「きつい」ところはどこ?

残業・徹夜が多い?3DCGのスキルや会社による差も

3DCG業界というと長時間労働が当たり前のようなイメージがありますが、現在の私の会社で言うと基本は8時間勤務で残業は1日1時間以内、土日出勤はめったになくて徹夜はしたことはありません。

以前は業界的に残業が多い風潮がありましたが、近年の働き方改革でだいぶ是正されてきました。

しかしこれはあくまで傾向の話で、勤めている会社とその人のスキル・経験・職種などによって事情は大きく変わると思います。

私は以前大手ゲーム会社で働いていましたが夜20時以降も残っている人は多く、1日10時間以上働く日も多くありました。

その前の映像会社ではそこまでではありませんが、残業をしない日のほうが少なったです。

早く帰る人、遅くまで残っている人はいつも同じような印象でした。

ただ注意してほしいのが、いつも遅くまで残っている人全員がいやいや残業しているわけではないということです。

仕事が終わらず帰りたくても帰れないのか、もしくは仕事のクオリティを上げるために自らの意思で率先して残っているかで本人の感じ方は変わってきます。

私はもっとクオリティを上げたいという思いから残業することが多かったですが、自分で仕事をコントロール出来て結果を出せているうちはそこまでつらくありませんでした。

反対に、物量が多すぎて帰れない、どこが悪いのか分からなくて気合でどうにかするしかないという気持ちで残業しているときは、精神的にも肉体的にもしんどかったです。

また最近は裁量労働制という雇用形態を取り入れる会社も増えてきました。

これは勤務時間や業務の時間配分を個人の裁量に任せる働き方で、基本的には残業はしてもしなくても給料に組み込まれています。

新人からするとただでさえ覚えることが多いのに、毎日夜遅くまで残業しても給料は変わらないためしんどくなって辞める人は多いと思います。

しかし、仕事がある程度出来るようになってスムーズにこなせるようになると、今日はここまでやって明日はこれをやればスケジュール通りに行きそうだなと自分の判断で早く帰ることも出来るようになります。

3DCG業界は最初の1,2年が一番きついと思いますが、だんだんと仕事がコントロール出来るようになって生産性が安定してくるとワークライフバランスも保てるようになるかと思います。

もし慢性的に残業も多く、帰りづらいや、サービス残業が多いなんていうブラックな会社の場合は、すぐにでも転職したほうが良いですよ。

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納期がきつい!映像系とゲーム系で違いがある!?

納期がきつい

納期に関しても案件によって様々です。詳しくは後述しますが、映像系とゲーム系で全体的な納期も変わってくると思います。

基本的にちゃんとした会社なら作業する人の能力に合わせてある程度余裕を持ったスケジュールが組まれていますが、私が前にいた会社の上司は天才タイプで、出来の悪い部下の気持ちが分からない人でした。

そのためこれくらいの仕事ならこの日までに終わるでしょうと、いつも無茶なスケージュールを組まれてとても苦労しました。

少人数で回している会社や1年を通してみんな夜遅くまで残業しているような会社は気を付けたほうが良いでしょう。

デザインの要求レベルがあいまい

3DCGの仕事では、自分でデザインを一から考えることもよくあります。

デザインには絶対的な正解がないため、クライアントからの指示が曖昧な場合もよくあり、「なんとなくこういう雰囲気で」や「もう少しイケメンな印象にしたい」など人によって受け取り方が違う曖昧な要求やフィードバックをもらうことも多々あります。

こういうのは経験を積んでいくうちにクライアントや上司の意図をくみ取って相手が求めているものを察する力が身につくものですが新人の頃の私は、何が悪いのがどこを直せばいいのか分からずとても苦労しました。

土壇場でデザインのやり直しがある

土壇場でやり直しがある

そして何度もフィードバック対応をして納期ぎりぎりで無事に提出できそう、しかしぎりぎりになって根底から覆すような路線変更やトラブルがある場合も少なくありません。

私も以前の仕事で、作業も終わりあとはレンダリングするだけ。。といった状況で突然ソフトのライセンスエラーが出るようになり、急いでソフトベンダーに連絡して対応してもらい納期ぎりぎりに提出するというトラブルがありました。

それ以来、最低でも前日までにはデータを出せる準備しておこうという癖が芽生えました。

これはPCを使う仕事全般に言えることですが、予期せぬエラーやデータ紛失に備えて常に余裕をもって行動することが大事ですね。

ゲーム業界か映像業界で忙しさが違う?

先ほども少し述べましたが、CG業界はゲームか映像かによって違った忙しさがあります。

一般的にゲーム案件は比較的長期に渡って開発が続くため、スケジュールも余裕を持って組まれている場合が多いです。

大きなゲーム発表会の前などは流石に忙しくなりますが、プロジェクトが始まったばかりの頃は作るものもまだ多くないため早く帰れることも多いでしょう。

前半はゆったりしていますが後半になるにつれて最適化やデバッグなどでやることも増えていくようなイメージです。

逆にCMやパチスロなどの映像系は、納期が短めなことが多いため初めから手際よくこなさなけれななりません。

そして映像はレンダリング時間も発生するため、やることはないけどPCの処理が終わらないので帰れない。。ということもよくあります。

またクライアントから求められるクオリティも様々で、あまり映らないから割と適当でいい場合もあれば、カメラでアップになるからかなり作りこんでほしいなど、常に100%の作り込みで作業するのではなくカメラに合わせて作りこみ具合を調整する必要もあります。

上記のように比較で、あなたが映像系でなく、ゲーム業界にこだわって転職を考える場合は、Hirakuエージェントがおすすめです。

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3DCGデザイナーの仕事が向いている人の特徴

3DCGデザイナーの仕事が向いている人の特徴

3DCGに華やかなイメージを抱いてプロになる人も多いと思いますが、実際に仕事にしてみると様々なギャップを感じることもあると思います。

個人的に仕事が長続きしそうな人の特徴として思うのは以下の3つです。

  1. CGが好きな人
  2. 向上心がある人
  3. 新しいことが好きな人

逆にCGを完全に仕事として割り切っている人、安定やワークライフバランスを求めすぎる人は向いていないかもしれません。

完全に実力主義な業界なので能力が低い人は何年働いても給料が上がらない厳しい業界です。

技術に自信のある人はフリーランスとして独立する道もあると思います。

最近は3DCGデザイナーのフリーランスも増えてきましたね。

それだけ働き方が多様化している証なのでしょう。

もし3DCGデザイナーでフリーランスを目指す場合は、G-JOBフリーランスに登録しておくことで仕事が途切れることは防げますよ。

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G-JOBはゲーム業界に強く、ゲーム業界での転職・フリーランスとして活躍したい全てのクリエイターを徹底的にサポートしてくれます。

3DCGデザイナーの転職を成功させるためのコツ

3DCGに強い転職サイトや転職エージェントを活用する

それでもやはり3DCG業界で働きたい場合は、転職を成功させるコツがあります。

それは、3DCG業界に強い転職サイトや転職エージェントに登録し、自分の条件に合った企業を見つけることです。

ポイントは複数のサイトに登録し、いろんな情報を得ることです。

登録は無料です。

以下に3DCGに強い転職サイトや転職エージェントの活用方法をまとめてみました。

メタバースなど今後伸びる分野に転職する

最近、メタバースというキーワードを良く耳にします。

Facebookも社名をMetaに変更しましたよね。

メタバースは、インターネット上に3Dモデルで構築された仮想空間および、そのサービスのことです。

したがって、アバターや建物などの3Dモデルが必須になってくるので、今後、3DCGデザイナーは需要が多くなってくると思います。

メタバースの求人を増えてきたので、そこで勝負もありでしょう。

雇用形態を変えてみる

社員として働くのに疲れた場合は、フリーランスやアルバイトなど雇用形態を変えてみるのも気分転換になります。

最近は3DCGデザイナーのフリーランスも非常に増えてきたと思います。

働き方の多様化で、会社を通さなくてもクライアントと繋がることができますし、在宅で場所や時間を選ばない働き方は憧れますよね。

3DCGの副業してみる

いきなり転職も踏ん切りがつかない場合は、まずは副業をやってみるのも良いリフレッシュになりますよ。

自分で稼ぐことを経験でき、フリーランスとして独立する予行練習になりますし、なんといっても自分が必要されているという実感を味わえ、自己肯定感も増すはずです。

本サイトにもBlenderMayaZbrushといった各3DCGソフトの副業事例を多く掲載していますので参考にしていただければと思います。

3DCG以外の新しいキャリアに挑戦してみる

この先、3DCGデザイナーで一生働いていけるだろうか?

他にも自分に合った仕事やキャリアがあるのではないか?自分は本当は何がやりたいのか?

そう自問自答し、悩む人も多いのではないでしょうか?

そういった方にはキャリアコーチングというサービスがおすすめです。

キャリアコーチングでは3DCGデザイナーに限定せずに、自分の強み、興味、経験などから自分の将来のキャリアについて相談、カウンセリングしてくれるサービスです。

以下に年代別のキャリアコーチングのおすすめや、転職エージェントとの違いなどをまとめてあるので参考にしてみてくださいね。

キャリアコーチングのおすすめ記事

3DCGの仕事の上手な辞め方

実際に3DCGの仕事を辞めようと行動を起こす中で、会社側からしつこく引き止めにあったり、上司がパワハラで嫌がらせしてくるなんて話も良く聞きます。

こういった感じでこじれる場合は、労働基準局に相談することも可能です。

ただし、この場合は円満退社じゃなくなるので、覚悟はしておきましょう。

最近は、上記のような状況に陥いり、退職の意志を伝えるのが苦手だという人もいるようです。

そういったひとは「退社代行サービス」を使う人のも効果的です。

3DCGデザイナーから別業界に転職するならこの仕事

私はフリーランス時代は半年ごとに職場が変わっていたのでいろいろな会社の職場を経験してきましたが、途中で辞める人も多く見てきました。

多くは別のCG会社に行ったようですが、この業界では一つの会社にずっといることは少なく転職するのはよくあることです。

もし3DCG業界自体が辛くなって別業界へ転職したい人は、以下の2つの業界がおすすめです。

グラフィックデザイナー

3DCGデザイナーはMAYAや3DS MAXといった3DCGソフトのほかにもテクスチャを描くためにPhotoshopillustratorなども使います。

グラフィックデザイナーもそれらのソフトを使うのと、3Dのデザイン力は2Dでも活かすことが出来るので別業種からの転職よりかはスムーズにいくと思います。

CAD業界

同じ3Dの経験を活かすなら、3DCAD業界もいいでしょう。

エンタメ系のCGは自分が作ったものが完成品として人に見えやすいですが、CADで設計した建築・機械などは大きな完成品の一部のため人に見えにくいといったところはあると思います。

したがって、自分の作った作品を完成品として多くの人に見てもらいたいと思っている方はモチベーションが上がりきらないかもしれません。

しかしモノづくりが好きという人ならCAD業界に行っても何ら問題ないでしょう。

形を立体的にとらえる力やデザインをプレゼンテーションするスキルは重宝されると思いますし、残業を少なめにしてほしいという要求が通る会社もあるようなのでワークライフバランスも考えやすいでしょう。

またCAD業界に転職したい人は以下のようなCAD業界に強い転職サイトや転職エージェントに登録し、自分の経歴や転職できそうな会社などを相談してみると良いでしょう。

転職エージェントには専門のコンサルタントがいるので無料で親身になって相談に乗ってくれます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は3DCGの仕事の「きつい」ところについて現役の3DCGデザイナーに細かく語ってもらいました。

きついと感じることや残業についても個人の気持ちやスキルによるところが多いようです。

ただ3DCGの世界も在宅勤務が進んできているので、周りを気にして残業するというのはなく、自分の仕事が終わればスパッと終業できるようです。

もし仕事が合わない場合は、思い切って転職するのも一つの答えだと思います。

転職はタイミングもあるので迷って時間が過ぎるぐらいなら、まずは仮の転職活動をすることで気持ちが楽になることは間違いないでしょう。

CADの仕事の辛い所については以下の記事を参考にしていただければと思います。

この記事を書いた人
編集長

当サイトの記事はデジタルエンジニアリング業界に20年以上従事している編集長とCADオペレーターやCGクリエイターの現役、経験者が書いています。CADやCGで悩みがある方はコメントくださいね!

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