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BIM利用技術者試験とは?実務者が取得メリットや難易度を解説

CAD・BIMの資格
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現在、建設業界の生産性を高めるため、政府はBIMの推進を図っています。

今後さらにBIMの需要が高まると予想される中、BIMを操作できるようになりたい、BIM関連の仕事に就きたいと思う方も増えてきたのではないでしょうか。

そこで、BIMの新たな試験制度であるBIM利用技術者試験について紹介するとともに、取得メリットおすすめのスクールを紹介します!

その他のCAD/BIMの資格については以下の記事も参考にして頂ければと思います。

BIMスクールをお探しの方は以下の記事もおすすめです。

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BIM利用技術者試験とは?

BIM利用技術者試験とは?

BIMを利用する技術者や学生が身につけておくべき知識と技能が証明できる試験制度です。

この資格を取得することで、BIMの操作ができる人材を獲得したい企業に対し、知識や技術があることを証明することができます。

BIM利用技術者試験の難易度や合格率は?

試験概要は以下の通りです。

準1級/1級(2024年度開始予定)2級
試 験 日前期:毎年6月下旬に実施予定
後期:毎年11月下旬に実施予定
申込手続完了次第随時実施
試 験 会 場札幌、仙台、東京、名古屋、広島、福岡(予定)専用のCBT試験会場
試 験 時 間120分(予定)60分
試験内容・BIMソフトを使用したモデリング
・作成したモデルから長さや面積、体積等の数量を算出し、解答群の中からもっとも近い値をマークシートに記入。図面のDXFデータ提出もあり。
筆記試験(60問)
(CBTシステムによる多肢選択方式)
受 験 資 格2級合格者/準1級合格者制限なし
受 験 料準1級:11,000円(税込)
1級:16,500円(税込)
※準1級保持者は11,000円(税込)
7,700円(税込)
申 込 期 間前期:決まり次第公開予定
後期:決まり次第公開予定
2023年度:2024年3月15日まで
申 込 方 法Web申込み
合 格 発 表前期:9月中旬
後期:翌年1月中旬
試験終了後、即時発表
合 格 基 準各分野5割以上、および総合7割以上の正解を合格基準

現在、BIM利用技術者試験は2級のみの実施となっていますが、2024年6月頃に準1級/1級の試験が初めて行われます。

2級試験の公式の合格率は出ていませんが、試験範囲が決まっているため難易度はそこまで高くないと予想されます。

2級試験の対策用テキストとして、「建築・BIMの教科書 BASIC-Ⅰ改訂版」が指定されています。

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2級の試験問題は、すべてこのテキストより出題されるため、しっかりと勉強をすれば確実に点が取れるでしょう。

準1級/1級では実技試験があります。

専門的な知識が多いため、初心者の方には難しいかもしれませんが、BIMの講座を受けるなど、操作の練習を重ねることで合格を目指せるでしょう。

BIM利用技術者試験の取得メリット

BIM利用技術者試験の取得メリット

今後のBIMの需要

今後、BIMの需要はさらに高まっていくと思われます。

建設業界の生産性を上げるため、国土交通省がBIMの普及を推進し、2025年にはBIMデータでの確認申請を試行するなど政策が進められています。

以前は大規模な建設工事に使用されていましたが、現在は小規模物件にもBIMの活用がみられるようになり、今後さらにBIMの活躍する場が増えると予想されます。

他者にBIMスキルを証明しやすい

現時点で、BIMの資格はあまり存在しません。

そのため、どのくらいBIMの操作できるのかを企業にアピールするためにBIM利用技術者試験の資格はとても役立つでしょう。

2024年には実技試験も行われるので、転職などでより有利になると思います。

将来性がある

先程も説明した通り、BIMの需要は高まっていくと予想されます。

現在では、中小規模の建設会社でもBIMの導入が進んできており、求人数は徐々に増加していくと思われます。

しかし、まだBIMを使いこなせる人は多くありません。

そこで、早い段階で習得しておき、資格を取得しておくことで、差別化でき、人材価値をさらに高めることができるでしょう。

BIM利用技術者試験の勉強方法

BIM利用技術者試験の勉強方法

独学(おすすめの参考書など)

2級の試験は、筆記試験で出題範囲も決められているため、独学でも合格基準に達せられると思います。

専門用語が多いため、出題範囲として指定されている「建築・BIMの教科書 BASIC-Ⅰ改訂版」の内容をしっかり理解することが重要です。

準1級・1級の試験では実務があります。

建築の知識がない方やCADを全く触ったことがない方は、かなり練習を積まないと難しいと思います。

独学で挑戦したい方はまず操作に慣れることから始め、長期的な計画を立てるとよいでしょう。

CADを扱える方や実務で使用経験がある方は独学で挑戦してみてもよいかもしれません。

ただ、まだ試験が実際に行われておらず、過去問などもないため、経験値が高い方におすすめです。

BIM習得におすすめのスクール

BIM利用技術者試験1級・準1級試験問題では以下のBIMソフトを使って受験できる予定です。

  • Archicad
  • GLOOBE
  • Revit
  • Revit LT
  • Vectorworksシリーズ

BIM利用技術者試験で使えるBIMソフトについては以下の公式サイトも参考にして頂ければと思います。

BIM利用技術者試験使用推奨ソフト(バージョン)について

シェア率が高いBIMソフトは、RevitというAutodesk社が開発している建築用ソフトです。

ここではRevitを学べるおすすめのスクールを紹介します。

しっかり学んで一歩先行くCAD/BIMオペレーターを目指しましょう。

ヒューマンアカデミー

CAD初心者におすすめなのがヒューマンアカデミーのCAD総合コースです。

AutoCADとRevit両方が学べる講座となっています。基礎から学ぶことができるため、CAD初心者の方も安心です。

また、就職サポートも行ってくれるので、将来CADオペレーターやBIMの仕事に就きたい、CADをしっかり学びたいという方におすすめのコースです。

ヒューマンアカデミー

就転職を目指す社会人、学生ための総合専門校で年間19000名がキャリアアップを目指して切磋琢磨しています。グループ会社「ヒューマンリソシア」があるので、専門のジョブカウンセラーが就職・転職までサポートします。

ヒューマンアカデミーの詳細の評判•口コミは以下の記事を参考にして頂ければと思います。

Winスクール

Revit専用の講座となっています。CAD経験があり、BIMに挑戦したいという方にもおすすめです。

こちらも基礎から学べるので初心者の方にもおすすめです。

また、授業料も比較的安いので、挑戦しやすい講座となっています。

Winスクール

Winスクールは、全国各地で展開するコンピュータースクールです。企業ニーズを取り入れた実践講座はなんと300種類以上あります。

Winスクールの詳細の評判•口コミは以下の記事を参考にして頂ければと思います。

まとめ

BIM利用技術者試験について紹介しましたがいかがでしょうか。

今後さらにBIMの需要が高まっていくと予想されますので、扱えるようになれば大きな強みとなると思います。

ぜひBIMを習得し資格取得を目指してみてください!

CADオペレーターの悩みや相談はこちらまで

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この記事を書いた人
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建築設計事務所で働いている二級建築士です。
主な経験は以下です。
・設計図作成( jww_CAD)
・3次元CADを使ったパースや間取りの作成
・積算業務
・その他書類作成
今までの経験を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます。

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